こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。
今回は、本日2026年8月4日(火)に発売された『あかね噺』最新刊23巻の感想・レビューです!
前巻でじっくり温めてきた「死神」という演目が、ついに大舞台でお披露目される巻となりました。収録話それぞれのあらすじを中心にご紹介します!
作品について
概要
『あかね噺』は、原作・末永裕樹先生、作画・馬上鷹将先生による落語家育成マンガです。『週刊少年ジャンプ』にて2022年11号から連載中で、2026年4月からはテレビアニメも放送中と、原作・アニメともに勢いに乗っている注目作です。
あらすじ
幼い頃、父の落語に魅せられた主人公・朱音は、ある一席をきっかけに自身も噺家の道を志すようになります。目指すは落語界の最高位「真打」。17歳になった朱音の前には、一流の技芸を身につけるためのさまざまな試練が立ちはだかります。
収録話一覧&あらすじ
23巻には、週刊少年ジャンプ本誌に掲載された**第197話〜第205話(全9話)**が収録されています。前巻の稽古パートを経て、いよいよ大舞台「死神双宴」の幕が上がる巻です。
第197話「おバカ上等」
一生會前夜祭・一之宴が盛り上がりを見せるなか、朱音は思いがけず余芸を任されることに。突然の展開に戸惑いながらも、持ち前の度胸で舞台へと臨む朱音の姿が描かれる、大舞台の幕開けにふさわしい一話です。
第198話「お家芸」
一之宴の余興として、あるやり取りが繰り広げられます。てっきり漫才のような掛け合いかと思いきや、実際に飛び出したのは威勢のいい「かっぽれ」。予想を裏切る演出で場を沸かせる一席です。
第199話「超えてやる」
祭りの熱気の裏で、キャラクターたちの過去にまつわる重い部分が改めて浮かび上がってきます。ライバル・魁生の背負っているものの大きさが伝わってくる、シリアスな一話です。
第200話「死神双宴」
ついに開幕する大舞台「死神双宴」。くじ引きの結果、先行を務めることになったのは朱音です。会場が盛り上がるなか、司会として登場した全生が、演目「死神」のあらすじやサゲのパターンまで解説してしまうという、落語家からすれば公開処刑ともいえる展開が飛び出します。
第201話「派手な死に様」
いよいよ朱音の高座がスタート。飛び出したのは、誰もが「なんだその死神は!?」と驚くような、独自の解釈を凝らした死神でした。「あい」と願いを叶えてくれそうな死神という、意表を突く演出が話題を呼びます。
第202話「化ける」
朱音の死神の正体は、実は占い師に「化ける」という構成であったことが明らかになります。語り口次第でホラーにもギャグにもなる巧みな構成に、会場も読者も引き込まれる一席。作品派としての真髄が発揮された回です。
第203話「セッション」
対する魁生の高座がスタート。観客の反応を敏感に汲み取りながら、噺の中のキャラクターが自ら語り出すかのような一体感のある高座を見せます。落語という演目における「未踏の領域」に踏み込んでいく、緊張感のある一話です。
第204話「天衣無縫」
魁生の死神が、緩急のつけ方でぐっと引き込む展開に。死神が再び姿を現す場面では、観客に水を浴びせるような演出も飛び出し、噺の中の人物の感情の流れとシンクロするように物語が進んでいきます。まさに「天衣無縫」という題にふさわしい一席です。
第205話「まるで嘗ての」
死神双宴の熱戦を経て、物語は次の局面へ。かつての師弟や兄弟弟子たちの関係性を思い起こさせるような展開で幕を閉じ、次巻以降への期待を持たせる締めくくりとなっています。
まとめ
『あかね噺』最新23巻は、前巻でじっくり積み上げてきた「死神」への向き合い方が、ついに大舞台で花開く一冊でした。朱音と魁生、それぞれの死神が真っ向からぶつかり合う様子は、まさにシリーズ屈指の見どころだったと思います。
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