こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。
今回は、4月14日(月)に発売された週刊少年ジャンプ第20号に掲載された美味なる悪魔ハント読切『皿の上のアクマ』の感想・レビューです!
作品について
概要
『皿の上のアクマ』は週刊少年ジャンプにて2025年第20号に掲載された美食系悪魔ハンティング読切マンガです。
JUMP FUTURE PROJECT 2025 / WEEK9の作品として登場しました。
作者は超大型新人!金子タロウ先生です!
あらすじ
街の飲食店に勤務するシュウジは、料理人として日々腕を振るっていた。
シェフにも一目置かれる彼が、閉店後に出迎えるは悪魔のサバトであった…。
シュウジは不治の病に苦しむ妹を救うため、悪魔と契約していたのだ…!!
条件としてサバトが提示したのが、自分を満足させる料理をふるまうこと。本来人を食らう悪魔でありながら、悪魔の肉を好むサバトにふるまう食材を調達するため、夜な夜な悪魔ハンティングを行っていた!
はたしてシュウジはサバトの満足する料理を提供し、妹を救うことができるのか…!?
『皿の上のアクマ』の感想・レビュー
料理×悪魔の異色ストーリー!
暴力的なイメージを思わせる「悪魔」と平和の象徴のひとつともいえる「料理」を掛け合わせた異色のストーリー展開は本作の魅力の一つといえるでしょう!
人々を救うためではなく、食材にするためというのは非常に物珍しく新鮮に感じました。
読切ながらも、シュウジの行動原理や、悪魔であるサバトがシュウジに接触したところも事由として納得感があり、非常に読み応えがありましたね!
言ってしまえば私利私欲のために悪魔と契約した主人公。しかし、背景を知れば一気に愛着が湧く。
また魅力的なダークヒーローが誕生しましたよっ!😆
ビジュアルと演出力の高さ!
キャラクターデザインはさることながら、料理のビジュアルも素晴らしいのが本作の魅力的な要素となっています。
登場シーン、デザインともに禍々しい悪魔からは想像はつかないほど調理シーンがリアルであり、不謹慎ながら完成した料理は美味しそうに見えてしまいます…🤤
もちろんバトルシーンも迫力満点!戦闘モードで武装したデザインめちゃくちゃカッコいい…✨
返り血なども容赦なく描写してますが、あくまでも目的は食材調達なので、どこか自然の摂理的な美しさも感じるんです!
バトルシーンのカッコよさに悪魔の禍々しさ、そして料理の美しさのギャップが、より作品の魅力を際立たせています!
まとめ
金子先生、堂々の初掲載でしたね!!
料理×悪魔という異色のコンセプトでしたが、納得感を感じさせる巧妙なストーリー設定で非常に面白かったです😄
連載でも読んでみたいですね、プロジェクトの最後に相応しい作品でした!
金子先生の今後にも期待したいです!皆様もぜひご一読ください!!
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