涙必至の青春琴マンガ!『この音とまれ!︎』を紹介!!! ※微ネタバレ注意※

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連載・継続中マンガ紹介

こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。

今回は、高校箏曲部という珍しいテーマながらも美しい青春ドラマで涙必至のマンガ『この音とまれ!』を紹介します!


作品について

概要

『この音とまれ!』はジャンプスクエアにて2012年9月号から連載されている、アミュー先生による高校箏曲部を舞台としたマンガ作品です。

2023年8月現在、コミックス既刊29巻。

 

あらすじ

本作の主人公・久遠愛(くどおちか)は、ある年の春、神奈川県立時瀬高校に進学し、箏曲部に入部します。当時、箏曲部の部員は部長の倉田武蔵(くらたたけぞう)一人しかおらず、箏曲部は廃部の危機に瀕していましたが、愛に加え、箏の家元の娘・鳳月さとわ(ほうづきさとわ)や、愛の友人たちが入部したことで、部員不足による廃部の危機から脱しますが、

愛のことを快く思わない教頭との部の存続を懸けた勝負やライバル校との熱い戦い、そして数多くの葛藤・確執を乗り越え、全国一位を目指す…!!

 

『この音とまれ!︎』の魅力について

心の凝りをほぐしてくれるストーリー

本作の登場人物は、親子間の確執や友人とのわだかまり、複雑な家庭事情、人間不信、人生に絶望していた過去に対する後悔など、様々なものを抱えています。

それらを琴や音楽を通じて徐々にほぐれていく様子が丁寧・繊細に描かれています。

なにより、登場人物たちが練習や部活以外の課題にも不器用ながらも純粋に、そして一生懸命に立ち向かっていく姿に感動を覚えます。

立ち向かって乗り越えた人の強さ、周囲の人のあたたかさ、許す人の優しさが、音楽を起点に繋がって紡がれる物語が本当に素晴らしいです。

 

圧倒的に美しい画力

本作の特徴として、画の美しさがあります。私個人的にはコミックスの表紙は本当に圧巻です。実際にジャケ買いされた方も多いのではないでしょうか。

全体として少女漫画的な雰囲気がありますが、どこか「冷たさ」と「温かさ」を感じ、ストーリーの緊張感や感動が画力によって何倍にも増幅されています!

 

時瀬高校箏曲部を支える人が素敵すぎる!

本作の主要人物である時瀬高校箏曲部の面々については言うまでもなく、そのバックストーリーも含めて個性やひたむきさに非常に魅力を感じます。

しかしながら、筝曲部を理解し影ながらも支える人物たちがこれまた魅力的すぎるのです!!

筝曲部を作った愛の祖父の友人である校長、愛の親友である高岡哲生(たかおかてつき)、総合的な音楽指導をする顧問の滝波涼香(たきなみすずか)部活後練や道具の世話をしてくれる楽器屋さんなど、数多くの理解者に支えられて時瀬高校筝曲部は全国一位の目標に向かうことができています。筝曲部員たちもこれを大いに理解しており、時に憎まれ口を叩きながらも感謝が溢れ出ている様子が読み取れ、ときに笑いを、ときに大きな感動を与えてくれます…!!

自分の希薄だった青春時代を思い出し、周りの大人に今更ながら感謝しています…笑

 

まとめ

『この音とまれ!』は、高校筝曲部という珍しいテーマながら、高校部活としてのまっすぐな青春や純粋でときに残酷な人間関係までも音楽を通じて描かれている、非常に美しく、感動を与えてくれるマンガです!

 

本記事を書く前に1巻から最新刊まで読み返しましたが、1巻につき1号泣してしまって読み進めるのに時間がかかり、丸一日かかってしまいました笑

 


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