こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。
今回は、ズレにズレまくったくだらなさがたまらないシリアスギャグコメディーマンガ『ケンシロウによろしく』を紹介します!
バカリズムさん脚本、松田龍平さん主演でドラマ化も決まりましたね、楽しみです!
作品について
概要
『ケンシロウによろしく』は週刊ヤングマガジンにて2020年16号から連載されている、ジャスミン・ギュ先生によるシュールなギャグマンガです。
全87話。全8巻。
あらすじ
主人公の沼倉孝一(ぬまくらこういち)は、10歳の時に母親を奪われたヤクザに復讐するために愛読書『北斗の拳』を読み漁るとともにトレーニングを重ね、10年後に母を奪ったヤクザに復讐を試みるも独学の北斗神拳が通じずに失敗する。『北斗の拳』の知識だけでは相手を害するだけのツボの知識を知り得ないと気付いた沼倉は、トレーニングと『北斗の拳』の読書に加えて現実世界の人体のツボについての勉強により更なる研鑽を積み、気づけば4つの国家資格を持つ凄腕のマッサージ師となっていた。
『ケンシロウによろしく』の魅力について
シュールで巧みなギャグコメディ!!
本作の魅力はなんといっても主人公の沼倉孝一と周囲の人間が生み出すギャグコメディーです!それも登場人物の誰もがふざけておらず、ズレにズレまくって思わず「…フッ」と出てくる笑いが最高です。
また、『北斗の拳』でお馴染みのあの名言がまさかこう使われるとは…、と『北斗の拳』好きなら笑いの量が倍増するポイントも多くあります。
『北斗の拳』に寄せているのに全然近づいていかない感じもとてもシュールです笑
本作オリジナルの変なツボも存在しており、施術する人間をマッサージによって巨乳化し、色仕掛けをさせやすくしたりと本当に「そんなことできるの?」という展開も盛り込まれてるんです笑(そこは北斗神拳と同じですかね…w)
真っ直ぐだけど残念過ぎる主人公が面白い!
北斗の拳のケンシロウがもし現代に存在し、北斗神拳の技を活かすとしたら、まんま沼倉孝一のような指圧師になっていたかもしれませんね笑
ケンシロウの寡黙で冗談の通じない性格は、幼少期からケンシロウに憧れ続けて読み続けた沼倉の人格を形成しています。
お客さんにタメ口をきいたり早く帰れと言ったりと、客観的にみたら非常に残念な性格ですが、指圧師としての腕は確かでほとんどの来客がリピーターになってるんですよね。
沼倉孝一の過去を知った人に「なぜわざわざツボを押して殺すのか」と問われた際に「もったいねーじゃん」と答えちゃうところは笑いました。
本人は認めないでしょうが、今更引き返せないというのが本能的にあるのでしょうか…。
まあ30年もかかったということで、読者も「確かにそうかもな」と思わされるところもまたジワジワ来ます…笑
まとめ
『ケンシロウによろしく』は、シュールな笑いが止まらないマンガです。
『北斗の拳』の暗殺拳を現実で鍛えた先に気付いたら凄腕指圧師になっていたという…笑
「そうはならんだろ!!」とも言い切れないのもまた良いんですよねw
コメント