こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。
今回は、ジャンプ+の草創期を支えた作品のひとつ『マイアニマル』を紹介します!!
作品について
概要
『マイアニマル』はジャンプ+にて2014年9月から2015年6月まで連載された、土田健太先生によるアニマルバトルマンガ。
コミックス全4巻。全36話。
あらすじ
人は皆、自らの欲望が具現化した存在・野生(アニマル)を持っている。野生はその名の通り動物の形をしているが、多くの人はその存在を知らない。
男子高校生・乾士郎(いぬいしろう)も野生の存在を知らずに過ごしていた。彼は自分の夢を叶えるために、真面目に生きようと努めていた。しかしある日、その禁欲的な生き方に反発した野生に体を乗っ取っられてしまう。
そんな乾を彼の片思いの相手である神宮寺幸(じんぐうじさち)が助け、乾の野生にクロと言う名前を付ける。彼女は人間とその野生の関係が上手くいくように手助けをする野生風紀委員で、自身の野生であるコンと上手く共生していた。
乾は彼女にクロを制御できるように助けを求める。また、クロと一応分かり合えた後は、共同して神宮寺を手助けするようになる。しかし、コンの強力な力を狙って神宮寺を襲う者たちが現れ、乾も彼らとの戦いに巻き込まれる。
『マイアニマル』の魅力について
ストーリーのわかりやすさ
本作は自らの欲望、ひいては本当の自分ともいえる存在を動物として設定することで、ストーリー全体に華やかさや賑やかさが出ていると思います。
ストーリー展開も複雑なものがほとんどなく、とてもシンプルなため非常に読みやすく出来ています。
感覚的に読み進んでいけるため、作品に没頭しやすいので、1度ハマればあっという間に読み進めてしまいます!
キャラの個性と可愛らしさ
各登場人物にそれぞれからイメージされる動物が野生として設定されているので、もともとのキャラ個性がさらに強調されています。
個人的には本作のキャラクターは可愛らしいキャラが多いです。敵味方関係なくそのキャラの本能的な部分である野生がいることで、どこか可愛らしく感じられるのも面白さのひとつだと思います!
まとめ
個人的にはジャンプ+連載時から好きだった本作ですが、シンプルでありがちなストーリーであるが故に単純に人気が出なかったんですかね…
なんだか伏線も多く残し、中途半端に打ち切られてしまいました。
しかし個人的には、自分でも気付いていない本当の自分を動物で表現するのは先述のとおり非常にわかりやすく面白い設定でしたし、コレを利用した登場人物の精神的変化なども展開もできたのではないかと思います。
気になった方はぜひご一読ください!
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