官能的料理グルメマンガ『食戟のソーマ』を紹介!!! ※微ネタバレ注意※

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完結済みマンガ紹介

こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。

今回は、ジャンプらしい熱いストーリーながらも官能的表現が多く盛り込まれた料理グルメマンガ『食戟のソーマ』を紹介します!!

読み返す度に食欲が増して困ります…笑


作品について

概要

『食戟のソーマ』は週刊少年ジャンプにて2012年52号から2019年29号まで連載された料理グルメマンガです。

作者は現在週刊少年ジャンプで連載中の『テンマクキネマ』も手がけるコンビ、原作・附田裕斗先生、作画・佐伯俊先生。

全315話、全36巻。

 

あらすじ

下町の定食屋の息子で本作の主人公・幸平創真(ゆきひらそうま)は、家業を手伝いながら、父・幸平城一郎(ゆきひらじょういちろう)を越えるべく、父親との料理勝負や修業に励む日々を過ごしていた。中学校卒業後は家業を継ごうと考えていた創真をよそに、城一郎は店を数年閉めると宣言して海外に渡る。城一郎から「手前の器を量ってこい」と超絶エリート料理学校「遠月学園」入学を命ぜられた創真。料理に関して全てがケタ外れの遠月学園で、個性あふれる料理の申し子たちとの全てをかけた料理対決「食戟(しょくげき)」に創真は定食屋の創作力と腕で立ち向かう…!!

 

『食戟のソーマ』の魅力について

主人公・幸平創真の破天荒さとカッコよさ

遠月学園は世界的にも有名な料理学校であり、超高級料理店の子や、海外進出している料理店の子、料理界の重鎮である人の子どもなど、いわゆるエリートと呼ばれるような生徒が多数在学しています。

 

その中で主人公の幸平創真は下町の定食屋の息子、当然周りから軽視され、馬鹿にされますが、小さい定食屋ながらも幼少期より現場に立ってきた創真の実力はまさに本物で、高級食材にも負けない知識とテクニック、そして突出したアイデア力で、誰もが予想だにしない調理方法で他の生徒たち圧倒していきます!

 

しかし、創真がその実力をいかに示そうとも、周囲のエリートたちはプライドが邪魔し、これを認めようとしません。ときには八百長のような卑怯な手を使ってでも創真を貶めようとしてきますが、創真はそれに気付きながらも不正を訴えて勝負を避けることはなく、むしろ真っ向から勝負を受け、料理の腕と美味しさで卑怯を黙らせていきます!

 

実力はあるけどまだ名声の無い少年が、料理界のエリートたちを打ち負かしていく姿に主人公・幸平壮真のカッコよさが光っています。エリートたちに噛みついていくところは嫌味たっぷりなのに、最後にはお互いに清々しさをもたらすところもカッコいいんです…!!

 

学園要素ならではの熱いストーリー展開!

本作は「遠月学園」という料理学校が舞台となっておりますが、通っている生徒は今すぐにでも店を構えることができそうな実力派揃いです。

各々が得意な分野を持ち、個性を生かして料理を展開していく、もはやプロに近いような腕前に圧倒されます。

 

しかし、料理の腕前は一流でも年齢はまだ高校生であり、きちんと学生らしい一面もあります。学園の中の行事をこなしていきながら、互いに高め合い、競い合うことで料理の腕はもちろん、精神的にも成長していく姿も見ることができます。

そして、普段は読者を圧倒させてくるキャラクターが、自身の未熟なところを痛感して改善点を試行錯誤している姿を見ると、思わず応援したくなってしまいます。

 

まるで大人のような立ち振る舞いの中に見え隠れする学生らしさ、そして奮闘する姿も本作の魅力のひとつとなっています!!

 

手に汗握る「食戟」!

タイトルの「食戟」とは本作オリジナルの用語で、独自のルールに則った料理対決のことをいいますが、この食戟がとにかく熱いんです!

この食戟は遠月学園でしっかりとルールが定められた正式なもので、部活動の廃止や退学といった学園内での大きな物事をも決する方法でもあり、食戟を行うためには「正式な勝負であることを証明する認定員」「奇数名の判定者」「対戦者両名の勝負条件に関する合意」と正式な手続きが必要になります。また、「素材の調達も料理人としての技量のうち」という理由から、材料の準備も対戦者自身で行うことになっています。

 

このようなルールから行われる食戟は学園内で大変な注目を集め、盛り上がりを見せます。まるで大きな大会でも開かれるような巨大なホールに学生が集まり、大歓声のなか食戟が行われるのです。

 

他のグルメマンガにおける「どちらがおいしいか?」という料理勝負とは本気度がまったく異なるため、読者側もその勝負から余計に目が離せなくなり、熱く込みあがってくるものがあります…!!

 

実食シーンが面白い!

本作は料理を取り扱った作品ということで実食をするシーンがたくさんあります。

料理マンガにおいては、読者に直接伝えることができない味覚を表現するため基本的にオーバーリアクションとなりがちですが、本作のリアクションは他の料理グルメマンガと比較しても群を抜くオーバーさです笑

少しエッチな要素も追加され、美味しさのあまり昇天したり、昔を回想したり、服が破れて脱げてしまったりが当たり前のように登場してきます。

 

実食シーンの表現がオーバーすぎて、一見カオスなように見えますが、読者にはなんとなくどんな料理であったのかを感じさせて食欲を駆り立ててくるのが非常に巧妙であり、作画の佐伯先生の画力の高さが遺憾なく発揮されていると思います!!

 

まとめ

料理マンガは特性上どうしても地味な絵面になりがちですが、本作はそのイメージをぶち壊すには充分な華やかさがあります!

しかしながら出てくる料理はどれも現実に再現可能なものがほとんどで単に派手さを求めてメチャクチャなだけではないというところが本当に素晴らしいです!!

ぜひご一読いただきたいですが、夜中などに読まないよう充分にご注意ください!笑


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