スタイリッシュ殺し屋アクション読切『​ひともしころ』の感想・レビュー!! ※微ネタバレ注意※

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読切マンガレビュー

こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。

今回は、5月19日(月)に発売された週刊少年ジャンプ第25号に掲載されたスタイリッシュ殺し屋アクション読切『​ひともしころ』の感想・レビューです!

作品について

概要

『​ひともしころ』は週刊少年ジャンプにて2025年第25号に掲載された読切マンガです。

15ページ読切​作品として掲載されました。作者は浜田志紀先生です!

あらすじ

屋敷に住む男に届いた音声メッセージ—それは男の依頼を受託する内容であった。

現役最古の暗殺者であるこの老爺は”人殺しは殺されて死ぬべき”との信念のもと、”殺し”の依頼をしたのであった。殺し屋にとってはなんとも簡単な仕事—。

しかし、やってきた殺し屋の青年は、死を待つだけの老爺に「かかってこい」と言い放つ…!

自分から死にに行くなんて人殺しに許されるはずがない—。確かにと納得する老爺と青年の壮絶な殺し合いが始まった!!

最中、図らずも生きる喜び、否”殺す”喜びを感じている表情を見せる老爺…。

殺し屋の最期のケジメの行方やいかに——!!

 

『​ひともしころ』の感想・レビュー

スタイリッシュな演出に隠れた人間ドラマ

『ひともしころ』は、スタイリッシュな殺し屋アクションとして描かれており、短いページ数ながらも独特な世界観と緊張感あふれる演出が魅力となっています!

最先端の車椅子に乗った老爺やスマートフォンを通じた依頼など、現代的な要素を取り入れつつ、非日常的な設定が物語に深みを与えていますよね!

また、主人公と依頼人との対話や殺し合いを通じて、キャラクターの感情や葛藤が丁寧に表現されており、読者は自然と彼らの心情に寄り添いながら物語を追うことができるようになっています!

独自ながらシンプルな構成

浜田先生は、以前の作品『首化粧』でも独特な世界観と表現力を発揮しており、本作でもその作風が存分に発揮されています!

殺し屋を題材としたアクションシーンとしては少し地味にも感じますが、コマ割りやページ構成にも工夫が凝らされており、読者の視線を自然に誘導しながら、物語の流れをスムーズに進められています!

「無駄なシーンが無いシンプルで面白いアクション」といった印象で、短編ながらも印象的な作品となっています!!

 

まとめ

『ひともしころ』は、ただ「ショッキングな題材を描いた読切」に留まらず、”殺し”という仕事への誇らしさと後ろめたさを、淡々とした語り口調ながらも読み取れます。

突飛な題材ながら、人間の弱さ、そして誰にもある矛盾した感情を誠実に描いた上質な一作となっています!

ぜひご一読ください!!

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