こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。
今回は、9月16日(火)(電子版は9月15日(月))に発売された週刊少年ジャンプ第42号に新連載となった真夜中ラジオラブコメディ『さむわんへるつ』の感想・レビューです!
作品について
概要
『さむわんへるつ』は週刊少年ジャンプにて2025年第42号より連載開始した真夜中ラジオラブコメディマンガです。
作者はついに本誌初連載!ヤマノエイ先生です!!
あらすじ
なんでも努力で乗り越えてきた真面目人間・梟森ミメイは面白いといわれたい一心で深夜ラジオにハガキを送り続ける日々…。
不思議で面白い、深夜ラジオが共通の趣味同じクラスの水尾くらげ。その正体はまさかの有名ハガキ職人…!?
リスナー仲間でライバル関係、「恋愛」だけでは語れぬこの感情…っ!!
真夜中に紡がれる青春模様──ラジオラブコメディON AIR!!
『さむわんへるつ』の感想・レビュー
ラジオを介した青春ドラマの共感性
本作は主人公・ミメイの「面白いって言われたい」「誰かに自分の面白さを届けたい」という願いがもとになっています。
SNSや動画サイトなどが十二分に発達した令和のこの時代。あえてラジオのハガキ投稿という少しレトロ感を感じさせつつも身近なモチーフにすることで、ミメイの願いが単なるお笑いバトルではなくなんとも穏やかで身近なものとして捉えられます😁
キャラクター同士の化学反応とコミカルなライバル関係
くらげはハガキ職人という裏の顔がありつつ、クールだったりちょっと意外な側面を見せたりするキャラクターで、主人公とのわかりやすい対比が映えますし作品全体の彩度を高めております!
ミメイの「くらげに負けたくない」というライバル心が、友情と恋心の境界で揺れていく関係性が、日常ラブコメとしての魅力を生んでいますよね😚
笑いの要素も、くらげのネタ投稿や反応、ミメイの試行錯誤などから生まれることで、“ただ甘いだけではない”バランスが期待されます!!
演出力とテンポ感、そして“ステージ”としてのラジオの魅せ方
巻頭カラー54ページというスタートで、ラジオの“音”は描けないものの“言葉”、“間”、ハガキの描写、投稿が読まれる瞬間の緊張感などのマンガ作品ならではの演出で、「見えない舞台」を感じさせる構成となっております!
コマ割やキャラの表情の使い分けがスムーズで、読ませるリズムがしっかりしています。
演出面からも読みやすさと“親しみやすさ”を獲得しているように思えます!
まとめ
『さむわんへるつ』はラジオのハガキ投稿というテーマながら、親近感を感じさせるキャラクター・演出でこれまでのジャンプ作品とまた違った読み心地を与えてくれる作品です。
YouTubeによく出てくるアニメのような雰囲気とゆるさもありますよね笑
皆様もぜひご一読ください!!
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