こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。
今回は、9月11日(月)に発売された週刊少年ジャンプ2023年第41号に新連載となった『魔々勇々』の感想・レビューです!
作品について
概要
『魔々勇々』は週刊少年ジャンプにて2023年第41号より秋の新連載第1号として連載が開始しました。
作者は林快彦先生。
あらすじ
闇を祓い世界に平和をもたらす者「勇者」。闇を纏い世界を恐怖で支配する者「魔王」。
800年続いた血の歴史…しかし時は移ろい、勇者と魔王は共生の時代となっていた…!
そんな平穏な世界で役目を失った肩書だけの勇者・コルレオ。共生が始まって18年が経ったこの世界で自身の存在意義の自問を繰り返す彼の元に、異世界の勇者と魔王が現れる!
新たな勇者と魔王の登場で、世界の均衡が崩れ始める…!!
『魔々勇々』の感想・レビュー
世界観は古き良きTHEファンタジーって感じですね。しかしながら設定は勇者と魔王の戦いを終えたアナザーストーリー。『葬送のフリーレン』なんかもそうですが、これからはこういう世界観・設定が流行るのでしょうか…?
今後いろんな方向にストーリー展開できそうな設定なので今後どうなっていくのか非常に楽しみです!!
しかし、個人的にまだ本作のストーリーの一本筋(最終的な目標等)が見えませんでした。
コルレオが真の勇者を目指す成長の物語なのか、人と魔人が共生してない異世界に飛ばされて戦っていくのか、今いる世界で再び戦いが始まってしまうのか…
未だに図りかねますが迷走せずに進んで欲しいですね。
キャラデザや画の雰囲気は個人的に好きです!
程良いデフォルメ感でキャラの表情も読み取りやすく、少年マンガの画って感じがしました。1話目から勇者としての苦悩なども描かれているため、心理描写も今後たくさん出てくると思われるので、表情が細かく描かれるのは今後も大切になりそうですね。
本作は林先生の連載デビュー作となりますが、非常に安定した作画に思えました。これからどんどん精錬されていくと思うと楽しみですね!
ただ、全体的に1コマの面積に対してキャラの顔が占める割合が大きく、窮屈感や圧迫感を感じる場面もありました。
まとめ
これからどう進んでいくのか楽しみな本作ですが、5話目、6話目あたりで分かれていきそうな雰囲気は感じました。
林先生の連載デビュー作、是非とも盛り上がって欲しいですね!!
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