コミカルでスタイリッシュな日常『坂本ですが?』を紹介!!! ※微ネタバレ注意※

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完結済みマンガ紹介

こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。

今回は、紳士な男子高校生・坂本のスタイリッシュでコミカルな日常を描いたマンガ『坂本ですが?』を紹介します!

一時SNSでも流行っていましたよね!!

 

作品について

概要

『坂本ですが?』は、2012年4月に発売された隔月誌「Fellows!」(エンターブレイン)volume22より連載が開始された後、その後継誌である年10回刊誌「ハルタ」volume2よりvolume30まで連載された学園ギャグマンガです。

全24話。コミックス全4巻。

 

あらすじ

県立学文高校の1年2組、そこには入学早々から学校中の注目を集める男・坂本がいた。彼の言動の全てがスタイリッシュ&クーレストであり、人を惹きつける「何か」があった…!!

そんな完全無欠の学園生活を送る坂本を中心とする人情ギャグマンガ!

 

『坂本ですが?』の魅力について

スタイリッシュで押し通る!!

坂本は日常に訪れるトラブルなども、一般人が予想だにしないスタイリッシュな方法で解決に導きます。

顔も整っている坂本を妬む者たちに、扉黒板消しを仕掛けられても見事にキャッチし、座るときに椅子を引かれても足組み空気椅子でキープをこなす。授業中に教室に蜂が紛れ込んだ時も、コンパスで針を交えた後に、コンパスで捕獲して外に逃がす…。

数々のいたずらを華麗に躱し続ける坂本に対して、妬む側もどんどんエスカレートしていき、終いには仕掛けた側もピンチに陥ってしまいます。しかし、坂本がいつものスタイリッシュで救ってくれるのです。妬む側がそれに感謝するとともに、坂本の思いやりにも感動し、次第に彼を尊敬(もしくはそれを超えた気持ち)していくことになります。

 

「こんな高校生いてたまるかっ!!」と読者側のツッコミポイントが満載ですが、最終的には「なんかカッコイイな…」と思わせられる不思議な魅力が坂本というキャラに備わっています。

 

感心させられながらも学びはない笑

佐野先生の着眼点が本当にすごいなと思うひとつとして、現実世界の日常にも溢れていることがエスカレートすると、本当にこんなになってしまうんだろうなと思わせられることです。

何事もやりすぎ・行き過ぎは大きなトラブルを招くことが、本作にも巧妙に描かれています。

そういったトラブルをスタイリッシュに坂本が解決していってくれるのですが…。

その方法に感心させられながらも、正直学びとして参考にできることはありません🤣🤣

 

このリアリティととんでもなさのギャップが、より一層の緊張と緩和を呼び、気付けば速射の口角があがってしまう魅力なのではと思います。

 

まとめ

日常に潜むくだらなさとカッコよさ、そして笑いが散りばめられた本作。

ギャグを前面に押し出したお笑いでは物足りない皆様の、日々のひと笑いに加えてみてください。

本当にオススメです。ぜひご一読ください…!

 

最後に

今更ながらですが、2023年8月にご病気のために急逝された佐野菜見先生に心よりご冥福をお祈りしております。

佐野先生の秀でた笑いのセンス満載の新作漫画がもう読めないのは非常にやるせないですが、ゆっくりとお休みいただきたいと思います。

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