兄弟の絆を感じるバスケマンガ『switch』を紹介!!! ※微ネタバレ注意※

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完結済みマンガ紹介

こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。

今回は、プロバスケ選手も愛読したというバスケマンガ『switch』を紹介します!

作品について

概要

『switch』は週刊少年サンデーにて2018年20号〜2021年24号まで連載されたバスケマンガ。

作者は本作の後に現在連載中の『レッドブルー』なども描かれた波切敦先生。

コミックス全15巻。

第1巻ではミニバスケ、第2巻以降は高校バスケが舞台となっている。

 

あらすじ

一卵性双生児として産まれた、橘雷夢(たちばならいむ)と橘陸玖(たちばなりく)。2人は母からバスケットボールをプレゼントされました。雷夢は風邪で寝込んでいたため、陸玖が一足先にバスケをはじめます。

風邪が治り陸玖に追いつこうとバスケットコートへ向かった雷夢ですが、陸玖との間に埋められない差を感じて挫折します。

どんどん才能を開花させ、頭角を現していく兄の陸玖をよそに、弟・雷夢はゲームに打ち込む日々を送っていました。しかし負けずぎらいな雷夢は、誰にも内緒でバスケットボールの練習をしていたのです。

陸玖の再三に渡る誘いを断り、なかなかみんなと一緒にバスケをしようとしない雷夢。本格的にバスケをはじめるタイミングをすっかり失っていた雷夢ですが、ついに陸玖と同じバスケクラブに入ることに…!!

 

『 switch』の魅力について

衝撃ラストの第1巻

第1巻には雷夢と陸玖の小学生時代が主に収録されており、先述のあらすじのほかにも、小学校の球技大会で先生チームを相手にして双子のコンビネーションで対抗したりと、他のバスケマンガにはない展開も多く、新鮮な気持ちで読み進めることができます。

雷夢があらゆる場面で精神的葛藤を乗り越え、陸玖とともに世界一を目指すことになるのですが、その第1巻のラストに衝撃が走ります…!!

当時初め て読んだ時にはしばらくフリーズし、「…….は?」となったのを覚えています。

こういった展開を第1話ではなく、まるまる1巻分かけて構成していった波切先生の手法に鳥肌が立ちました。

 

チームとしてリアルな成長

桜仙高校バスケ部のメンバーは、元々持っている実力は高いものの強すぎない所がリアリティを感じるポイントだと思います。

桜仙高校は、前年東京都4位。決勝リーグに駒を進める実力がありますが、どうしても背中を追わなければならない存在が複数いる絶妙のポジション。

この絶妙のポジションが、前を行くものたちと競り合う上での成長に、リアルさを感じさせます。

また、主人公の雷夢も間違いなく良いプレイヤーではありますが、高校バスケで通じないことも多々あり、バスケットボールプレイヤーとしては決して大きくない身長であることも、リアルな成長を感じられるポイントのひとつです。

 

緻密なチームプレー描写

本作は、チームプレーの緻密さがとにかく面白いのが特徴でもあります。もちろん、個人プレーで天才的なテクニックで魅せ、目で楽しめる展開がくり広げられることもありますが、主人公・雷夢のポジションがPGであるということもあってか、戦略に戦略で対抗するなど、リアルなバスケの試合を連想させ作品へと惹き込んでいきます。

 

スポーツ漫画はどうしても素人に向けて説明っぽくなってしまうことが多くなりがちですが、バスケのプレー経験があってある程度のルールを知っていたり、実際の試合を見ていて熱くなるという方にもバスケットボールの競技・試合を単純に楽しむことができる作品となっております。

 

まとめ

本作の登場人物が非常に個性的ながらも、どこか学生の時にこんな感じの奴いたなって感覚を持たせてくれる人物ばかりで、親近感も感じます。

マンガならではのドキドキ・ハラハラの中にも親近感やリアルも感じさせ、単純にバスケも楽しめる。バスケ経験者に特におすすめの作品です!

 

ぜひご一読ください…!


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