こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。
今回は、それぞれの夢のためお笑いの頂点を目指す高校生を描いた青春マンガ『ショーハショーテン!』を紹介します!
作品について
概要
『ショーハショーテン!』は、ジャンプスクエアにて2021年11月号より連載が開始された、お笑いに挑む高校生を描いた青春漫画です。作者は、原作・浅倉秋成先生、作画が『DEATH NOTE』『プラチナエンド』等でも知られる小畑健先生。
2023年12月時点で既刊6巻。
あらすじ
主人公・四十万畦道(しじまあぜみち)は、テレビやラジオにネタ投稿を続ける、界隈では有名なハガキ職人。彼には過去に想いを寄せていた同級生「みずは」から、別れ際に「面白い話をして」と言われ、うまく答えられなかった苦い経験があった。
そんなある日、生徒会の仕事中に東片太陽(ひがしかたたいよう)と出会う。流されるまま文化祭で太陽と組んでコントを披露した畦道は漫才の魅力に気づき、太陽の夢を叶えるため、そして自信の過去を乗り越えるため日本一のお笑い芸人を目指すと決意する。
いつかみずはと再会し「面白い話」で笑顔にできる日を夢みて、太陽と「天頂片道切符」というコンビでお笑いの頂点を目指し、強敵揃いの笑-1甲子園決勝に挑む…!!
『ショーハショーテン!』の魅力について
「お笑い」に対する論理的思考
本作は『バクマン。』のような高校生のバディものであり、互いの得手不得手を補い合うダブル主人公のようなストーリー展開で、より一層青春感が強まっています。
ハガキ職人として磨かれたお笑いセンスを持つがアガリ症で人前に立つことが苦手な畦道。
お笑いセンスは希薄ながらもアドリブや圧倒的演技力を持つ太陽。
一見、偶然であった2人の天才が、情熱とセンスの基に化学反応を起こしていくような設定にも思えますが、作中のお笑いには、原作の浅倉先生の研究による論理的思考がしっかり含まれています。
リアルの中にもデフォルメを描いてマンガ作品としての良さをしっかりと残しつつ、お笑いに関する論理的思考を加えることで、主人公コンビだけでなく登場する作中に登場するキャラクターが笑いを取ることに説得力を与えており、マンガとしての完成度・質が高い作品だと思います!
相変わらずの圧倒的画力!
ここは流石の小畑先生といったところで、とにかく画が美しい!!
しかしながら、これまでの小畑先生作画の作品『DEATH NOTE』『バクマン。』『プラチナエンド』等とはまた違った画風であり、それぞれの原作に合わせた描き分けやキャラクターデザインに改めて感動します。
これまでの作品もそうですが、小畑先生の描くキャラクターのファッションセンスがエグいんです!
しっかりとファッショナブルでオシャレなものが多いんですが目立ち過ぎず、キャラクターの「色」をより映えさせています!(ファッションに疎い私では上手く表現しきれません😭)
まとめ
原作・浅倉先生の研究に基づく論理的な部分と小畑先生の画力が上手くマッチし、一作品内で様々な色のお笑いが描かれているため、主人公コンビはもちろんのことライバルたちも非常に魅力的となっています!
個人的にはアニメ化なんかしてもより魅力的になるのでは…?と思っています!
皆様、ぜひご一読ください…!
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