週刊少年ジャンプ冬の新連載第1弾『グリーングリーングリーンズ』の感想・レビュー!! ※微ネタバレ注意※

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新刊・新連載レビュー

こんにちは ないしは こんばんは 臆病者のkatsuです。

今回は、11月27日(月)に発売された週刊少年ジャンプ第52号に新連載となった『グリーングリーングリーンズ』の感想・レビューです!

 

作品について

概要

『グリーングリーングリーンズ』は週刊少年ジャンプにて2023年第52号より冬の新連載第1弾として連載が開始しました。

作者は、『ビーストチルドレン』も手がけた寺坂研人先生。

 

あらすじ

やりたいこともなく、ぼんやりと高校生活を送っていた八枝崎珀(やえさきはく)。

周りの友達が、医者にプロ野球選手にと将来に向けて真っすぐ歩み始めたことに温度差も感じ始めたとき転機が訪れる…。

人生をかけてゴルフのプロを目指す王賀撫子(おうがなでしこ)と出会い、ゴルフの1球を当てるだけの難しさと共に空虚な自身と向き合っていく…。

ようやくしっかりと当たった1球に嬉しさを覚えるも、周りからすれば普通だと思い留まるが、この1球が忘れられず…!!

 

『グリーングリーングリーンズ』の感想・レビュー

現代学生の空虚さを見事に表現

いわゆる若者と言われる世代にありがちな、どこか倦怠感があり何かを諦めているような様子を「所詮」というひと言を効果的に用いて見事に表現していると思います。

表面的には充実して楽しく過ごしているような日常には何ら中身がなく、夢や目標に向かう周囲や有名人を認めるふりして内心妬み、憧れる…。

そんな普通ぶっている人たちがどこか共感できるようで、胸に刺さるような設定が非常に面白く、良く表現されているなと感じました。

第1話から主人公の潜在能力を感じさせるところがありましたが、個人的にはまだこの「つまらない日常を変えていく」感を読ませて欲しいと思います。本人の決意の後に反対する周囲とぶつかる的な展開も欲しいですね。

 

ゴルフが題材!

週刊少年ジャンプでゴルフ題材は藤巻忠俊先生の『ROBOT×LASERBEAM』以来ですかね。

ゴルフはどうしても絵面が地味になりやすいですからね…。オジサンのスポーツという見方も未だに根強いので、そのように魅せていってくれるのかも非常に楽しみに思います。

ラグビーを題材にした『ビーストチルドレン』のような漢の暑苦しさを感じる躍動感をゴルフに融合させてゆくのか…。それとも新たな寺坂先生の技術が見られるのか非常に楽しみです!!

 

まとめ

寺坂先生の連載第2作品としてどんどん盛り上がって欲しいですね!

寺坂先生のキャラクターの瞳の描き方が特徴的であり、見せ方によっては引き込まれていく読者も多くいると思います。

少年の抱える空虚な人生をゴルフがどう救っていくのか…!!今後も非常に楽しみです!

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